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参考・関連レース

毎日王冠はエイシンフラッシュ。展開利あるもまだまだ侮れず

毎日王冠

1着 エイシンフラッシュ
2着 ジャスタウェイ
3着 クラレント

有力馬が揃い、ショウナンマイティが少し抜けた人気になってはいましたが、単勝オッズ10倍以下が7頭というレース。
逃げ馬不在で中盤のラップがかなり緩み、直線での瞬発力勝負となり、こういう展開は得意で位置取りも良かったエイシンフラッシュが昨年天皇賞(秋)以来の勝利となりました。

勝ったエイシンフラッシュはダービー制覇時が特に印象に残りますが、こういう中盤で緩むラップは得意ですね。先行集団の直後の内という位置取りも完璧でした。
4月の香港以来という事や、斤量もこの馬だけ58kg、目標はこの先、という事で4番人気の評価でしたがやはり力はありますね。
天皇賞(秋)の連覇に向けて非常にいいスタートを切れたと言っても良いのではないでしょうか。

天皇賞(秋)では恐らくトウケイヘイローが引っ張る形で、毎日王冠とは質の違うレースになるとは思いますが、スローの上がり勝負しか出来ない馬ではないので本番でも十分に主力の一頭と考えて良さそうです。

2着のジャスタウェイは今回はスタートも決め、中団からという形で結果的にも乗り方は良かったですね。
エイシンフラッシュが良すぎたので勝てなかったのは仕方ない面もあるんですが、あちらは58kg背負ってますし、まだ一線級とは差があるかなという感じですね。
今後天皇賞(秋)やマイルCSは賞金が微妙なところで、どう使ってくるかは分かりませんが、今秋のG1というよりも冬場を休んで来年の安田記念に余裕を持って挑める賞金を確保しておいてほしい気もします。

3着クラレントは悪くはありませんでしたが目標にされた分の負けですかね。
東京1800でこのメンバーだとペースを落としても逃げ切りは難しいです。
今後は天皇賞(秋)かマイルCSになると思いますが、この結果だとやはりマイルCSになるんでしょうか?

1番人気ながら6着のショウナンマイティは位置取りから今回はちょっと難しいレースでした。
目標は天皇賞(秋)ですから、ここで勝つために乗り方を変える必要もないと思いますし、負けた事自体は大きな問題ではないと思うのですが、最後に一旦交わしたダークシャドウに差されている事と、-18kgの馬体重は少し気になりますね。
天皇賞(秋)まで中2週とそれほど期間はないですし、中間の調教や出来には注意しておいた方がいいかもしれません。

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オールカマーはヴェルデグリーンが大外から圧巻の差し切り勝ち

オールカマー

1着 ヴェルデグリーン
2着 メイショウナルト
3着 ダノンバラード

宝塚記念2着のダノンバラード、8月の小倉記念で素晴らしいレースを見せたメイショウナルトが人気を分け合う形となったオールカマーは、9番人気のヴェルデグリーンが3,4コーナーから一気に上げていって豪快に差し切って重賞初制覇となりました。

勝ったヴェルデグリーンは3,4コーナーの捲り方が本当に見事でした。中山でのこういう乗り方は合っているんでしょうか?まだ上を狙えそうな走りを見せてくれましたね。
爪に不安があるようで、ここまでに時間がかかってしまっていますが、昨年11月に500万を勝って3連勝。5月の新潟大賞典では大きく負けていますが、休養を挟んだここでこれだけのレースを見せてくれました。この後も順調にいってほしいものですね。
父ジャングルポケットで母の母はオークス馬ウメノファイバー。血統的にはいかにも東京でという感じなのですが、この走りを見ると新たな中山巧者誕生かと思わせます。上がり33.6は正直驚きました。
アルゼンチン共和国杯あたりを使ってみてある程度やれるスタミナがあれば、有馬記念で面白そうな気もするんですが、この後は天皇賞(秋)を目指すようですね。
血統的には面白いですが、中山でここまでだと東京がかえって不安になってしまいます。

2着メイショウナルトはダノンバラードを見る形で、いいレースが出来ました。
4コーナーから直線の位置取りも上手くいって実際ダノンバラードはかわせたのですが、ヴェルデグリーンが想像以上だったという事でしょう。
父ハーツクライに母父カーネギーで、こういうレースになっても最後までキッチリと伸びてきました。もう少し長めでも見てみたい感じですね。

3着のダノンバラードは上位2頭より斤量が1kg重かった分もありそうですが、やはり決め手に欠きますね。
とにかく安定はしている馬なので、G1でもG3でも善戦みたいなイメージになってきてしまっています。
勝ち切るには抜け出しのタイミングなどがピッタリとハマる必要がありそうで、運も必要になってきそうですが、時計のかかる馬場や渋った馬場などではチャンスもありそうです。
ディープインパクト産駒はこのイメージの馬もけっこう多いですね。

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札幌記念はトウケイヘイローが逃げ切り圧勝。ロゴタイプは5着

札幌記念

1着 トウケイヘイロー
2着 アスカクリチャン
3着 アンコイルド

雨でかなり力のいる馬場となった札幌記念は逃げたトウケイヘイローがそのまま逃げ切り6馬身差の圧勝。これで鳴尾記念、函館記念に続いて2000mの重賞を3連勝となりました。

勝ったトウケイヘイローはこの馬場にしては速いペースで引っ張り、上がり3Fも39.7でメンバー中2位。

道中5番手以内の馬がそのまま5着までを占める結果で、差しが全く効かない馬場の影響も大きかったとは思いますが、この日の馬場でこの競馬をされては他馬は手も足も出なかったと言っていい完勝でした。
前走の函館記念も速いペースを作って後続に脚を使わせながら逃げる形で勝っていますし、スローペースでの逃げ残りとは違う強い逃げ馬という印象ですね。
道中絡んでいく馬がいなかった事で、一見楽に逃げられたようにも見えますが、このペースに絡んでいくには潰れる覚悟でいかないといけません。そんな事をする意味はないですし、他馬が絡みにくいペースで引っ張った前走の函館記念と今回の札幌記念は、他馬にはほぼチャンスがありませんでした。

ただスローで途中からハナに立つ展開だった鳴尾記念を除けば、この強さは見せた2走はともに函館2000mで、内の先行馬が止まらない馬場だった函館記念と、馬場が悪すぎて差しが効かなかった札幌記念。状況こそ違いますがともに前に行く馬には有利な状況ではありました。
次の目標は東京での天皇賞(秋)となりますが、阪神内回りや函館よりも直線は長くなり、相手も強化されます。今回よりも間違いなく難しくなりますが、今回つけた差は6馬身、2000mは3連勝でまだ底を見せていませんし、どのようなレースを見せてくれるのか非常に楽しみな一頭になりました。
この馬の存在で今年の天皇賞(秋)は、ある程度速めのペースになりそうでハイレベルな一戦が期待できそうですね。

5着に敗れたロゴタイプは敗因は馬場との事で、4角手前で既に勝負はついてしまいましたね。
中山コースで実績がある馬ですしパワーは問題ないのでしょうが、ここまでの道悪馬場は完全に別物という事ですね。
こちらは今後毎日王冠から天皇賞(秋)を目指すとの事で、ダービーでキレ負けした東京コースが続きます。ダービーは距離の問題もあるかもしれませんが、東京向きのキレを持つ馬ではないので今後は多少の不安は残りますね。

ただロゴタイプのスプリングS、皐月賞の連勝時と今回のトウケイヘイローの連勝には、似た印象を受ける部分もあります。この2頭の中距離での勝ち方は力でねじ伏せると形容するのがピッタリで、キレ勝負とはまた違った凄さがありますね。
個人的にはロゴタイプがトウケイヘイローをピッタリと追いかけて、潰し合うような勝負を見てみたいですね。もちろんレースは1対1ではありませんので、なかなかそういうわけにはいかないのでしょうが…。