3連勝で挑むトウケイヘイロー。逃げ馬には厳しい天皇賞(秋)でも通用するのか


鳴尾記念、函館記念、札幌記念と2000m重賞を3連勝中の逃げ馬トウケイヘイロー。
天皇賞でも打倒ジェンティルドンナの一角としてなかなかの人気になりそうです。

G1経験は2歳時に挑戦した朝日杯のみ、逃げ馬には厳しい東京2000mという事で、上がり馬としての魅力はもちろん感じながらも取捨に迷っている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回はトウケイヘイローを過去のデータから分析してみます。

まず今回の展開

過去データの前にまずは今回の展開。
逃げ馬ですから逃げられるかどうかは非常に重要なんですが、今回は他に逃げた事のある馬はレッドスパーダくらいで、レッドスパーダはどうして逃げたい馬ではなく、どちらかといえば番手で進めたいタイプの馬です。
逃げた経験だけで言えばトーセンジョーダンやダノンバラードもあるのですが、トウケイヘイローよりも前という事は考えにくいですね。
トウケイヘイロー自体もスローで溜めるタイプの逃げ馬ではないので、単騎で行ける可能性は高そうです。

天皇賞(秋)の逃げ馬の成績

これは相当厳しいものになっていて、過去10年で連に絡んだのは08年のダイワスカーレットのみとなっています。
ただここ3年はシルポートが全て逃げている事など、前の馬には厳しい展開のレースが多い事も、逃げ馬が苦戦している要因の1つではありそうです。
トウケイヘイローの場合も極端に楽なペースは行かないはずで、ラップとしては平均か速めになりそうですが、それを得意とする馬なので、厳しいことには変わりありませんが馬場の助けなどもあればひょっとするかもしれません。

札幌記念からの天皇賞(秋)

札幌記念を勝って天皇賞というローテーションでは、11年トーセンジョーダンと05年ヘヴンリーロマンスが1着、10年アーネストリー、06年アドマイヤムーンが3着と好成績を収めていて、このローテは他には08年のタスカータソルテ(17着)だけですから好走確率として見た場合にはかなり高くなっています。
ただ今年の札幌記念は相当悪い状態の不良馬場で、勝ち時計は2:06.5とどこまで参考にしていいものかというレースでした。札幌記念は前にいた馬しか来れていないレースですから、あれが必要以上に評価されているのなら疑ってみた方が面白いのかもしれません。

G1での実績不足

2000mという距離もあり出走馬のレベルは毎年高い天皇賞(秋)。勝つ馬もG1の常連と言えるような馬が多く、近年で実績が少なかったのは11年のトーセンジョーダン。それでも前年有馬記念5着、宝塚記念9着とレベルの高いG1は戦っていました。
例外となるのは05年のヘヴンリーロマンスですが、これは14番人気での勝利ですし、参考外と捉えたいですね。
前述のトーセンジョーダン、ヘヴンリーロマンスに加え、09年のカンパニー、04年のゼンノロブロイはこの天皇賞(秋)でG1初制覇を飾っていますので、完全に消しというデータではありませんが、トウケイヘイローのG1実績が過去の勝ち馬に比べやや劣っているのは確かです。

総合評価としてはやや厳しい?

ここまでを見た結果としては全体的に不利なデータが多く、札幌記念勝ちからという良いデータも札幌記念の馬場状態で信頼しきれないという事になってしまいます。
台風の影響もあって天皇賞の馬場はどこまで悪くなるか全く読めない状況ですが、ここまでのデータが通用しないような馬場になってしまえば、札幌記念の実績は結局生きてくる事になるのかもしれません。
ただ総合的な評価としては、2,3番人気あたりになるのならそこまで評価はできないという結論になります。

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