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天皇賞(秋)はジャスタウェイ。ただ一頭突き抜ける4馬身差圧勝

天皇賞(秋)

1着 ジャスタウェイ
2着 ジェンティルドンナ
3着 エイシンフラッシュ

台風の影響が心配された天皇賞(秋)でしたが雨は前日まで。当日は馬場も乾き良馬場での開催となりました。
レースは2番人気のトウケイヘイローが速い流れで引っ張り、1番人気ジェンティルドンナも積極的に2番手を追走。
直線を向いてさすがに苦しくなってきたところでジャスタウェイの末脚が爆発し、2着ジェンティルドンナに4馬身の差をつける圧勝となりました。

勝ったジャスタウェイは中団のやや後ろの追走から、直線では一頭だけ脚色が全く違いました。
ハイペースになった事もあって全ての馬が苦しむ中での上がり34.6は、上がり2位のエイシンフラッシュが35.5という数字だけで見ても完全に抜けていましたね。
昨年3歳時の天皇賞(秋)で0.5差の6着にも入っている実力馬ですが、今年の春はなかなか結果を出せずにいて、エプソムCでやっと自分の走りはできましたが、展開の影響もありクラレントの2着。その後の関屋記念でも前のレッドスパーダを捕まえられず、どちらも抜けた上がり最速を出しながら惜しい競馬になってしまっていました。
前走毎日王冠ではエイシンフラッシュに敗れましたが、あれはエイシンフラッシュの方が最高の形だったという事だったのでしょう。
今回は先行したジェンティルドンナが2着まで粘っている事から、他の差し馬がふがいなかったと見る事もできますが、この4馬身差の勝利は見事という他ないですね。

2着のジェンティルドンナはトウケイヘイローを追いかけすぎました。
思ったよりも前へつけてしまって、そのまま流れに乗ってしまった形で、ジェンティルドンナの能力を信じればこその強気の騎乗だったとも言えますが、結果的には終いが厳しくなってしまいました。
それでもジャスタウェイには離されたとはいえ、2着はしっかりと確保。1番人気の力は十分に見せたと言ってもいいでしょう。
今年はなかなか勝ち切れていませんが、JCで復活なるかどうかというところですね。

3着のエイシンフラッシュは内を突いて、直線進路を確保するのに苦労してしまいました。
外へ出せた時にはもうジャスタウェイが突き抜けていましたので、ちょっとどうしようもなかったですね。
ただジェンティルドンナも捕まえられていませんので、仮に前が開いていたとしてもジャスタウェイと勝負になったかというとやはり厳しく、今回はジャスタウェイには完敗ですね。
まだまだ十分やれる馬ではありますが、種牡馬としても期待が集まる馬です。今年で引退という可能性が高いですが、この後のJC、有馬、どちらかしか使わないかもしれませんがいい競馬を期待したいですね。

2番人気で逃げたトウケイヘイローは10着。さすがにペースが厳しかったですね。
ハッキリしたのはこの相手を力ずくで叩き潰せるような強さはなかったという事だけだと思うんで、今後も改めて期待したい馬です。
引っ張るタイプの強い逃げ馬がいるとレースも面白いですし、そういう面でも今後を期待したいですね。

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3連勝で挑むトウケイヘイロー。逃げ馬には厳しい天皇賞(秋)でも通用するのか

鳴尾記念、函館記念、札幌記念と2000m重賞を3連勝中の逃げ馬トウケイヘイロー。
天皇賞でも打倒ジェンティルドンナの一角としてなかなかの人気になりそうです。

G1経験は2歳時に挑戦した朝日杯のみ、逃げ馬には厳しい東京2000mという事で、上がり馬としての魅力はもちろん感じながらも取捨に迷っている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回はトウケイヘイローを過去のデータから分析してみます。

まず今回の展開

過去データの前にまずは今回の展開。
逃げ馬ですから逃げられるかどうかは非常に重要なんですが、今回は他に逃げた事のある馬はレッドスパーダくらいで、レッドスパーダはどうして逃げたい馬ではなく、どちらかといえば番手で進めたいタイプの馬です。
逃げた経験だけで言えばトーセンジョーダンやダノンバラードもあるのですが、トウケイヘイローよりも前という事は考えにくいですね。
トウケイヘイロー自体もスローで溜めるタイプの逃げ馬ではないので、単騎で行ける可能性は高そうです。

天皇賞(秋)の逃げ馬の成績

これは相当厳しいものになっていて、過去10年で連に絡んだのは08年のダイワスカーレットのみとなっています。
ただここ3年はシルポートが全て逃げている事など、前の馬には厳しい展開のレースが多い事も、逃げ馬が苦戦している要因の1つではありそうです。
トウケイヘイローの場合も極端に楽なペースは行かないはずで、ラップとしては平均か速めになりそうですが、それを得意とする馬なので、厳しいことには変わりありませんが馬場の助けなどもあればひょっとするかもしれません。

札幌記念からの天皇賞(秋)

札幌記念を勝って天皇賞というローテーションでは、11年トーセンジョーダンと05年ヘヴンリーロマンスが1着、10年アーネストリー、06年アドマイヤムーンが3着と好成績を収めていて、このローテは他には08年のタスカータソルテ(17着)だけですから好走確率として見た場合にはかなり高くなっています。
ただ今年の札幌記念は相当悪い状態の不良馬場で、勝ち時計は2:06.5とどこまで参考にしていいものかというレースでした。札幌記念は前にいた馬しか来れていないレースですから、あれが必要以上に評価されているのなら疑ってみた方が面白いのかもしれません。

G1での実績不足

2000mという距離もあり出走馬のレベルは毎年高い天皇賞(秋)。勝つ馬もG1の常連と言えるような馬が多く、近年で実績が少なかったのは11年のトーセンジョーダン。それでも前年有馬記念5着、宝塚記念9着とレベルの高いG1は戦っていました。
例外となるのは05年のヘヴンリーロマンスですが、これは14番人気での勝利ですし、参考外と捉えたいですね。
前述のトーセンジョーダン、ヘヴンリーロマンスに加え、09年のカンパニー、04年のゼンノロブロイはこの天皇賞(秋)でG1初制覇を飾っていますので、完全に消しというデータではありませんが、トウケイヘイローのG1実績が過去の勝ち馬に比べやや劣っているのは確かです。

総合評価としてはやや厳しい?

ここまでを見た結果としては全体的に不利なデータが多く、札幌記念勝ちからという良いデータも札幌記念の馬場状態で信頼しきれないという事になってしまいます。
台風の影響もあって天皇賞の馬場はどこまで悪くなるか全く読めない状況ですが、ここまでのデータが通用しないような馬場になってしまえば、札幌記念の実績は結局生きてくる事になるのかもしれません。
ただ総合的な評価としては、2,3番人気あたりになるのならそこまで評価はできないという結論になります。

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ウオッカ、ブエナに続けるか。ジェンティルドンナの天皇賞(秋)

いよいよ今週日曜日に迫った天皇賞(秋)。1番人気が予想されるジェンティルドンナは宝塚記念以来の出走となり、今度JCも控えていますのでどこまで仕上がっているかというところが一つ注目点となります。
最も心配なのは台風の影響なんですが、こればかりは予想できないので現時点では重馬場も想定しておくくらいですね。

まずは過去10年で宝塚記念から天皇賞(秋)に直行し、5番人気または5着以内だった馬の成績をまとめてみます。

宝塚記念から天皇賞(秋)へ直行した馬
馬名 宝塚記念 天皇賞(秋)
13 ジェンティルドンナ 1人気3着
12 ルーラーシップ 2人気2着 2人気3着
11 ブエナビスタ 1人気2着 1人気4着
11 トゥザグローリー 4人気13着 10人気5着
11 エイシンフラッシュ 3人気3着 3人気6着
10 ブエナビスタ 1人気2着 1人気1着
10 ジャガーメイル 2人気8着 5人気18着
(15位入線降着)
09 スクリーンヒーロー 6人気5着 7人気2着
07 メイショウサムソン 2人気2着 1人気1着
07 アドマイヤムーン 3人気1着 2人気6着
05 ハーツクライ 3人気2着 2人気6着
04 ツルマルボーイ 4人気6着 3人気4着
04 シルクフェイマス 6人気2着 5人気10着
04 リンカーン 3人気3着 4人気12着
03 シンボリクリスエス 1人気5着 1人気1着
03 ツルマルボーイ 8人気2着 5人気2着

勝っているのは10年のブエナビスタ、07年のメイショウサムソン、03年のシンボリクリスエスとなり、天皇賞(秋)の前の時点でG1を3勝以上というレベルの高い顔ぶれとなりました。
ジェンティルドンナも牝馬三冠とJCを勝っていますので、実績的にはこれらの馬と比較しても互角以上と言えます。

このローテーションで天皇賞(秋)で1番人気になっているのもこの3頭だけなのですが、ブエナビスタが2回あって11年には4着と敗れています。
4歳時に勝っていて、5歳時に負けていると見れば、今回のジェンティルドンナにとっては良いデータですね。
メイショウサムソン、シンボリクリスエスも勝ったのは4歳で、宝塚記念は負けているところも共通しています。

宝塚記念以来でも1番人気に推されるだけの実績と相手関係の4歳馬ならば大丈夫という事になりますね。

続いてはもう珍しくもなくなっていますが、天皇賞(秋)での牝馬の成績を見てみます。
こちらも5番人気または5着以内とします。

天皇賞(秋)に挑戦した牝馬
馬名 性齢 前走 天皇賞(秋)
13 ジェンティルドンナ 牝4 宝塚記念
1人気3着
11 ブエナビスタ 牝5 宝塚記念
1人気2着
1人気4着
10 ブエナビスタ 牝4 宝塚記念
1人気2着
1人気1着
10 オウケンサクラ 牝3 秋華賞
8人気11着
17人気4着
09 ウオッカ 牝5 毎日王冠
1人気2着
1人気3着
08 ウオッカ 牝4 毎日王冠
1人気2着
1人気1着
08 ダイワスカーレット 牝4 産経大阪杯
1人気1着
2人気2着
06 スイープトウショウ 牝5 京都大賞典
2人気1着
1人気5着
06 ダンスインザムード 牝5 毎日王冠
2人気2着
5人気6着
05 ヘヴンリーロマンス 牝5 札幌記念
9人気1着
14人気1着
05 ダンスインザムード 牝4 府中牝馬S
2人気8着
13人気3着
05 スイープトウショウ 牝4 毎日王冠
2人気6着
4人気5着
04 ダンスインザムード 牝3 秋華賞
1人気4着
13人気2着
04 アドマイヤグルーヴ 牝4 京都大賞典
2人気4着
9人気3着

ブエナビスタ、ウオッカ、スイープトウショウ、ダンスインザムードなど複数回出走し好成績を挙げている馬がいる事もあり、全体的には好成績となっています。
エリザベス女王杯やマイルCSといった選択肢もある中で天皇賞(秋)を選んでくる馬はやはりそれなりにやれる馬という事になります。
人気薄で勝ったヘヴンリーロマンスもいますが、ジェンティルドンナは立場的にはブエナビスタやウオッカと同等の評価となりますし、天皇賞(秋)制覇の可能性は十分というデータですね。

前述した宝塚記念以来での勝ち馬、牝馬での勝ち馬には名馬が勢ぞろいといった様相になってますので、ジェンティルドンナもここを勝って、3歳時の勢いだけではなく、歴代の名馬に肩を並べる事ができるかという観点でも楽しめるレースになりそうですね。

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ジェンティル、フラッシュなど天皇賞(秋)登録馬24頭。ショウナンマイティは回避

10月27日に行われる天皇賞(秋)の登録が行われ、24頭の登録がありました。
既に今年の全休を決めていたフェノーメノに続いて有力候補の一頭と見られていたショウナンマイティも疲れから回避という事で登録がありません。

ジェンティルドンナ
トーセンジョーダン
エイシンフラッシュ
オーシャンブルー
トウケイヘイロー
ダノンバラード
トーセンラー
ダークシャドウ
ヒットザターゲット
ダイワファルコン
ナカヤマナイト
レッドスパーダ
トゥザグローリー
ヴェルデグリーン
ルルーシュ
コディーノ
メイショウナルト

ここまでの17頭が賞金上位。

アンコイルド
フラガラッハ

この2頭が抽選でどちらか1頭が出走可能です。
以下は除外対象で、2頭以上回避が出れば出走可能です。

ジャスタウェイ
レインスティック
サトノギャラント
レッドレイヴン
スピルバーグ

ショウナンマイティも回避してしまった事で人気はジェンティルドンナが中心、エイシンフラッシュやトウケイヘイローが続く形でしょうか。
エイシンフラッシュは毎日王冠快勝に加えて、昨年の天皇賞(秋)を制したM.デムーロ騎手とのコンビの予定となり、対するジェンティルドンナは休み明けとなりますので意外と接近したオッズになるのかもしれません。

ジャングルポケット産駒でオールカマーを快勝しているヴェルデグリーンや、現時点では除外対象ですが東京コース得意のジャスタウェイあたりは出てこれれば面白い存在になりそうですね。

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フェノーメノは左前繋靱帯炎で年内全休。来春の復帰を目指す

今年の天皇賞(春)を制し、宝塚記念は4着。天皇賞(秋)へぶっつけ参戦を予定していたフェノーメノは左前の繋靱帯炎の為、年内は全休する事になりました。

症状としては重くはなく、あくまでも大事をとってという事なのですが、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念と続く中で間違いなく人気の一角を占める馬だけに、この離脱は非常に残念ですね。

天皇賞(秋)はオルフェーヴルやゴールドシップが出てこない事もあり、ジェンティルドンナとフェノーメノの対決が注目されていましたが、これで人気はジェンティルドンナが一歩抜ける形になりそうです。
3歳勢はロゴタイプが離脱中ですし、コディーノも毎日王冠があの結果では、本番での可能性は別として下馬評ではジェンティルドンナの対抗馬と評価するわけにはいきません。

ジェンティルドンナが少し抜けた人気になり、エイシンフラッシュやショウナンマイティなどの毎日王冠組と、トウケイヘイローあたりが差がなく、という構図でしょうか。
フェノーメノの離脱は残念ですが、距離適性からも最も層の厚いG1ですから、多少の離脱はあっても十分に面白いメンバーは揃いそうです。

今春の天皇賞を制したフェノーメノ(牡4歳、美浦・戸田)が、左前けいじん帯炎のため年内のレースを全休することが決まった。9日、戸田博文調教師が明かした。

「症状としては非常に軽いものだが、先のことを考えて無理をさせず休養することにしました。使おうと思えばジャパンC(11月24日・東京)や有馬記念(12月22日・中山)も使えるくらいだが、中途半端な状態で出走するわけにはいかない。仕切り直して来年に備えます」と同調教師は説明した。9日に茨城県のムラセファームへ放牧に出され、来春の復帰を目指す。
http://www.daily.co.jp/newsflash/horse/2013/10/09/0006406464.shtml

参考・関連レース

毎日王冠はエイシンフラッシュ。展開利あるもまだまだ侮れず

毎日王冠

1着 エイシンフラッシュ
2着 ジャスタウェイ
3着 クラレント

有力馬が揃い、ショウナンマイティが少し抜けた人気になってはいましたが、単勝オッズ10倍以下が7頭というレース。
逃げ馬不在で中盤のラップがかなり緩み、直線での瞬発力勝負となり、こういう展開は得意で位置取りも良かったエイシンフラッシュが昨年天皇賞(秋)以来の勝利となりました。

勝ったエイシンフラッシュはダービー制覇時が特に印象に残りますが、こういう中盤で緩むラップは得意ですね。先行集団の直後の内という位置取りも完璧でした。
4月の香港以来という事や、斤量もこの馬だけ58kg、目標はこの先、という事で4番人気の評価でしたがやはり力はありますね。
天皇賞(秋)の連覇に向けて非常にいいスタートを切れたと言っても良いのではないでしょうか。

天皇賞(秋)では恐らくトウケイヘイローが引っ張る形で、毎日王冠とは質の違うレースになるとは思いますが、スローの上がり勝負しか出来ない馬ではないので本番でも十分に主力の一頭と考えて良さそうです。

2着のジャスタウェイは今回はスタートも決め、中団からという形で結果的にも乗り方は良かったですね。
エイシンフラッシュが良すぎたので勝てなかったのは仕方ない面もあるんですが、あちらは58kg背負ってますし、まだ一線級とは差があるかなという感じですね。
今後天皇賞(秋)やマイルCSは賞金が微妙なところで、どう使ってくるかは分かりませんが、今秋のG1というよりも冬場を休んで来年の安田記念に余裕を持って挑める賞金を確保しておいてほしい気もします。

3着クラレントは悪くはありませんでしたが目標にされた分の負けですかね。
東京1800でこのメンバーだとペースを落としても逃げ切りは難しいです。
今後は天皇賞(秋)かマイルCSになると思いますが、この結果だとやはりマイルCSになるんでしょうか?

1番人気ながら6着のショウナンマイティは位置取りから今回はちょっと難しいレースでした。
目標は天皇賞(秋)ですから、ここで勝つために乗り方を変える必要もないと思いますし、負けた事自体は大きな問題ではないと思うのですが、最後に一旦交わしたダークシャドウに差されている事と、-18kgの馬体重は少し気になりますね。
天皇賞(秋)まで中2週とそれほど期間はないですし、中間の調教や出来には注意しておいた方がいいかもしれません。

参考・関連レース

オールカマーはヴェルデグリーンが大外から圧巻の差し切り勝ち

オールカマー

1着 ヴェルデグリーン
2着 メイショウナルト
3着 ダノンバラード

宝塚記念2着のダノンバラード、8月の小倉記念で素晴らしいレースを見せたメイショウナルトが人気を分け合う形となったオールカマーは、9番人気のヴェルデグリーンが3,4コーナーから一気に上げていって豪快に差し切って重賞初制覇となりました。

勝ったヴェルデグリーンは3,4コーナーの捲り方が本当に見事でした。中山でのこういう乗り方は合っているんでしょうか?まだ上を狙えそうな走りを見せてくれましたね。
爪に不安があるようで、ここまでに時間がかかってしまっていますが、昨年11月に500万を勝って3連勝。5月の新潟大賞典では大きく負けていますが、休養を挟んだここでこれだけのレースを見せてくれました。この後も順調にいってほしいものですね。
父ジャングルポケットで母の母はオークス馬ウメノファイバー。血統的にはいかにも東京でという感じなのですが、この走りを見ると新たな中山巧者誕生かと思わせます。上がり33.6は正直驚きました。
アルゼンチン共和国杯あたりを使ってみてある程度やれるスタミナがあれば、有馬記念で面白そうな気もするんですが、この後は天皇賞(秋)を目指すようですね。
血統的には面白いですが、中山でここまでだと東京がかえって不安になってしまいます。

2着メイショウナルトはダノンバラードを見る形で、いいレースが出来ました。
4コーナーから直線の位置取りも上手くいって実際ダノンバラードはかわせたのですが、ヴェルデグリーンが想像以上だったという事でしょう。
父ハーツクライに母父カーネギーで、こういうレースになっても最後までキッチリと伸びてきました。もう少し長めでも見てみたい感じですね。

3着のダノンバラードは上位2頭より斤量が1kg重かった分もありそうですが、やはり決め手に欠きますね。
とにかく安定はしている馬なので、G1でもG3でも善戦みたいなイメージになってきてしまっています。
勝ち切るには抜け出しのタイミングなどがピッタリとハマる必要がありそうで、運も必要になってきそうですが、時計のかかる馬場や渋った馬場などではチャンスもありそうです。
ディープインパクト産駒はこのイメージの馬もけっこう多いですね。

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ロゴタイプ疲れが抜けず天皇賞(秋)は回避。年内休養も

札幌記念5着で毎日王冠から天皇賞(秋)を目指していたロゴタイプは札幌記念を使った後疲れが抜けず、一旦放牧という事になったようです。

札幌記念はかなり荒れてきた函館に雨が重なり、馬場状態は最悪といっていい状態で、消耗やダメージは心配でしたが、ハッキリとした形で出てきてしまいました。
ただ程度としては軽い疲れのようなので、きっちりと立て直しての復帰に期待したいですね。
年内は微妙という事なので、父ローエングリンも2度勝っている中山記念あたりでの復帰になるのでしょうか。

天皇賞(秋)へ向けて最も楽しみな一頭だっただけに残念ですが、悪い状態のまま出てくるよりは良かったという事ですね。

また、こうなると函館終盤で使っていた他の馬の疲労も気になるところですね。
こればかりは各馬それぞれとしか言えないのですが、札幌記念同日に500万を圧勝したネコタイショウが次走中2週で同じ函館2000の1000万で1番人気に支持されながら10着というのはあり、これもやはり疲れがあったというコメントが出ています。

天皇賞(秋)で気になるのは札幌記念を勝っているトウケイヘイローですが、間隔は十分とっていますので、中間の動向に注目ですね。

毎日王冠(G2、芝1800メートル、10月6日=東京)に向けて調整されていた皐月賞馬ロゴタイプ(牡3、田中剛)が19日、疲労のため宮城県の山元トレセンに放牧に出された。

 最大目標だった天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、10月27日=東京)への出走も見送られ、今後の予定は全て白紙となった。管理する田中剛師は「札幌記念がひどい道悪だったからね。左の背中からトモにかけて疲れがある。使ったら使えないこともないが、中途半端な状態で使える馬ではない。今後は白紙だが、日数を考えると、年内は使えないかもしれない」と話した。
http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20130919-1191896.html

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コディーノ、毎日王冠は四位騎手とのコンビが決定

ダービー9着後、毎日王冠で始動予定のコディーノは四位騎手とのコンビになるようです。

デビューから皐月賞までは6戦全て横山典騎手が手綱をとりましたが、朝日杯から惜敗が続いたことでダービーではウィリアムズ騎手への乗り替わりとなり、秋も横山典騎手へは戻らないようですね。
天皇賞(秋)へ向かうかどうかは毎日王冠の結果次第だと思いますし、四位騎手はとりあえず今回はという事のようですがこちらも結果次第では続投という可能性もあるでしょうし、コディーノの今後について重要な一戦になりそうですね。

同じく3歳馬で天皇賞(秋)を目指すロゴタイプも毎日王冠への出走を予定しています。こちらも始動の函館記念は馬場の影響がかなり大きかったようですが5着と敗れていますので、天皇賞(秋)で勝負を目指すなら毎日王冠では結果が欲しいところですね。

毎日王冠は例年好メンバーが揃うレースとなっていますが、今年もエイシンフラッシュ、ショウナンマイティといった実績馬や、ジャスタウェイ、レッドスパーダなども出走予定で楽しみな万バーになりそうです。

ダービー9着以後休養していたコディーノ(牡3・藤沢和)が、今秋は四位騎手と新コンビを組むことが分かった。6日朝、藤沢和調教師が明らかにしたもの。
http://www.tokyo-sports.co.jp/race/horse/180822/

参考・関連レース

札幌記念はトウケイヘイローが逃げ切り圧勝。ロゴタイプは5着

札幌記念

1着 トウケイヘイロー
2着 アスカクリチャン
3着 アンコイルド

雨でかなり力のいる馬場となった札幌記念は逃げたトウケイヘイローがそのまま逃げ切り6馬身差の圧勝。これで鳴尾記念、函館記念に続いて2000mの重賞を3連勝となりました。

勝ったトウケイヘイローはこの馬場にしては速いペースで引っ張り、上がり3Fも39.7でメンバー中2位。

道中5番手以内の馬がそのまま5着までを占める結果で、差しが全く効かない馬場の影響も大きかったとは思いますが、この日の馬場でこの競馬をされては他馬は手も足も出なかったと言っていい完勝でした。
前走の函館記念も速いペースを作って後続に脚を使わせながら逃げる形で勝っていますし、スローペースでの逃げ残りとは違う強い逃げ馬という印象ですね。
道中絡んでいく馬がいなかった事で、一見楽に逃げられたようにも見えますが、このペースに絡んでいくには潰れる覚悟でいかないといけません。そんな事をする意味はないですし、他馬が絡みにくいペースで引っ張った前走の函館記念と今回の札幌記念は、他馬にはほぼチャンスがありませんでした。

ただスローで途中からハナに立つ展開だった鳴尾記念を除けば、この強さは見せた2走はともに函館2000mで、内の先行馬が止まらない馬場だった函館記念と、馬場が悪すぎて差しが効かなかった札幌記念。状況こそ違いますがともに前に行く馬には有利な状況ではありました。
次の目標は東京での天皇賞(秋)となりますが、阪神内回りや函館よりも直線は長くなり、相手も強化されます。今回よりも間違いなく難しくなりますが、今回つけた差は6馬身、2000mは3連勝でまだ底を見せていませんし、どのようなレースを見せてくれるのか非常に楽しみな一頭になりました。
この馬の存在で今年の天皇賞(秋)は、ある程度速めのペースになりそうでハイレベルな一戦が期待できそうですね。

5着に敗れたロゴタイプは敗因は馬場との事で、4角手前で既に勝負はついてしまいましたね。
中山コースで実績がある馬ですしパワーは問題ないのでしょうが、ここまでの道悪馬場は完全に別物という事ですね。
こちらは今後毎日王冠から天皇賞(秋)を目指すとの事で、ダービーでキレ負けした東京コースが続きます。ダービーは距離の問題もあるかもしれませんが、東京向きのキレを持つ馬ではないので今後は多少の不安は残りますね。

ただロゴタイプのスプリングS、皐月賞の連勝時と今回のトウケイヘイローの連勝には、似た印象を受ける部分もあります。この2頭の中距離での勝ち方は力でねじ伏せると形容するのがピッタリで、キレ勝負とはまた違った凄さがありますね。
個人的にはロゴタイプがトウケイヘイローをピッタリと追いかけて、潰し合うような勝負を見てみたいですね。もちろんレースは1対1ではありませんので、なかなかそういうわけにはいかないのでしょうが…。